夏空に誘われて、東京湾沿いをドライブ――そんな気まぐれな旅の途中で立ち寄ったのが、千葉県富津市にある「漁師料理 かなや」。潮風が心地よいこの海辺の食事処は、夏のドライブにぴったりな一軒です。今回のお目当ては、大きなアジを使ったアジフライ。外はサクサク、中はふっくらジューシーでした。
この記事では、過去に訪れたレポートと共に、目の前に広がる磯へのアクセスが現在は難しい状況であることも合わせてご紹介いたします。
漁師料理 かなやは千葉県富津市金谷にある
レストラン入口(なつき撮影) |
「漁師料理かなや」は内房の海を一望できる、450席の広々とした絶景レストランです。金目鯛や地魚をふんだんに使った定食や丼はもちろん、浜焼きもテーブルで楽しめます。
敷地内には日帰り温泉や宿泊も可能な「天然温泉 海辺の湯」と、地元ならではの海鮮や干物などを揃えた「おみやげ市場」。カフェも併設されているので、食事だけではなくゆっくり温泉につかって夕陽を眺めたり、お土産探しをしたりと観光地としても人気のお店です。
2025年度は「かじめ」の販売と料理提供はナシ
希少な海藻「かじめ」を使ったオリジナルメニューが人気でしたが、2025年度はかじめの漁が行われないことが決まっているため、名物のかじめを食べることもかじめの冷凍品を購入することもできません。定食についてきていた「かじめの味噌汁」はアサリの味噌汁に変更されていました。
所在地:〒299-1861 千葉県富津市金谷525-17
電話番号:0439-69-8101(漁師料理 かなや)
営業時間(変更になる場合があります。店頭でご確認ください。)
土・日・祝/10:00~18:00(L.O.17:30)
※お盆期間営業時間 11日~15日/10:00~20:00(LO19:30)
月・水~日・祝前日・祝日/10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日
年末年始(2024年12月31日~2025年1月1日)
大きなアジフライは肉厚で食べ応え十分
大アジフライ定食(なつき撮影) |
房総を訪れて食べたいのはアジフライ!漁師料理かなやではアジフライのメニューも複数あります。前回訪れた際には房総アジフライを食べたので今回は大アジフライ定食を頼みました。房総アジフライよりも肉厚でフワフワで量もしっかりあってお腹いっぱいになりました。
海鮮丼や天丼、そして寿司などメニュー数はかなり多いですが全体的に価格は高めだなぁと感じます。定食には味噌汁と漬物、一口ゼリーが付いてきます。
平日のランチ利用がオススメ!
平日ランチの天丼(なつき撮影) |
どの食事も結構お値段が高いイメージですが、平日はランチメニューが用意されています。海鮮丼や天丼などもリーズナブルに楽しむことができるのでオススメです。
天気の良い日は富士山が店内から見ることができる
富士山を正面に見ながら食事ができる(なつき撮影) |
冬に訪れた時は綺麗に富士山を見ることができました。店内は一面ガラス張りなので内房の海と富士山、そして船を見ながら食事をすることができます。この景色を見ながらの食事はなかなか贅沢な体験ですね。
磯に降りる階段は封鎖されている
危険なのでオススメしない(なつき撮影) |
店舗の左奥から磯に降りられる場所がありましたが、こちらの階段は封鎖されていて利用ができません。
ですが、進入禁止のロープが張られている階段横から磯に降りる人もいらっしゃるようす。場所的には磯遊びに最適に見えるのですが、そこへ降りるのは結構急な坂というか崖です。
敷地内にあった足湯は使っている人もいない様子でしたが、使える状態なのかどうかは未確認です。
現在浜焼きバイキングは行われていない
まぐろづくし定食(なつき撮影) |
浜焼きバイキングが開催されている時は朝から行列ができていましたが、現在は日曜日昼の12時に伺いましたが席は半分も埋まっていませんでした。猫型の配膳ロボットは忙しそうに動き回っていましたが、席の間が狭いため身動きがとれなくなることも多く、ちょっと不便かも?
アジフライはとても美味しかったので、房総アジのアジフライを食べたい!という気分の時に選択の1つにしてみてはいかがでしょうか?さすけ食堂が人気ですが、いつも大行列ですし。漁師料理かなやは生け簀もあって、いかにもな観光スポットで気分が上がること間違いなし!
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