金沢駅駅の鼓門(なつき撮影) |
こんにちは、なつきです。日本には数多くの魅力的な観光地がありますが、その中でも東京から日帰りで訪れることができる石川県金沢市は特に魅力的です。本記事では、金沢市に2年弱住んでいた筆者が、東京から日帰りで行ける金沢の魅力やアクセス方法、観光スポット、グルメなどをご紹介します。※目次にエラーが出ている場合があります。
金沢の魅力
浅野川・春(なつき撮影) |
金沢には以下のような魅力があります。
歴史と文化
金沢は古くから栄えた歴史ある街であり、歴史的な建造物や伝統工芸品などが多く残されています。
美しい景色
金沢は日本海に面しており、美しい海岸線や自然の風景が楽しめます。特に冬の日本海の荒波は車窓から見ても声を上げてしまうほど。自然の素晴らしさを感じることができます。豊富な観光スポット
金沢城公園や兼六園など、見どころの多い観光スポットがあります。金沢は国内外に人気の観光地です。美食の宝庫
金沢は海の幸が豊富で、美味しい食事を楽しむことができます。また、和洋菓子のレベルも高く、お土産としてもイートインとしても楽しめるものがたくさんあります。金沢へのアクセス方法
金沢へのアクセス方法は以下の通りです。
新幹線
北陸新幹線であっという間(なつき撮影) |
高速バス(安いけど実質2泊3日)
東京から金沢までの直行バスも運行されており、比較的リーズナブルな価格で移動することができます。早朝から新幹線に乗るより前日の夜から高速バスで移動して、翌日金沢でギリギリまで遊んで、また高速バスで1泊という手もあります。金沢での観光スポット
金沢には魅力的な観光スポットが数多くあります。以下はその一部です。
金沢城公園(かなざわじょうこうえん)
兼六園から見る金沢城・春(なつき撮影) |
兼六園(けんろくえん)
兼六園のことじ灯篭(なつき撮影) |
兼六園(けんろくえん)は、国の特別名勝に指定されており、約11.7ヘクタールの広さを持っています。江戸時代には加賀藩によって金沢城の外郭に造られた「大名庭園」を起源としています。兼六園は、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と共に日本三名園の一つとされています。『ミシュラン観光ガイド』でも最高評価の3つ星を獲得しています。
庭園の名前は、松平定信が『洛陽名園記』から引用し、広大さ・幽深さ・人力の巧みさ・蒼古の風情・水の美しさ・眺望の豊かさの6つの景観を兼ね備えていることから名付けられました。四季折々に魅力的な趣きを見せ、特に雪吊りは冬の風物詩となっています。また、桜や梅、紅葉の名所としても知られ、日本さくら名所100選にも選ばれています。
撮影スポットとして人気の徽軫灯籠(ことじとうろう)は「思ったより小さい」と感じてしまう人も多いようです。
<兼六園の公式サイト>
金沢21世紀美術館(かなざわ21せいきびじゅつかん)
金沢21世紀美術館の中(なつき撮影) |
ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)
早朝のひがし茶屋街(なつき撮影) |
東山の中心には、ひがし茶屋街が位置しています。この地区では芸妓とのふれあいや楽しみができる茶屋や酒場が復元され、昔ながらの雰囲気を漂わせています。ひがし茶屋街は、金沢を代表する観光地の一つであり、美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。ここでは和菓子や伝統工芸品、雑貨などを扱うお店やカフェが豊富にあり、風情溢れる街並みの中でショッピングや食事を楽しむことができます。
<ひがし茶屋街の公式サイト>
にし茶屋街(にしちゃやがい)
にし茶屋街は、文政3年(1820年)に加賀藩12代藩主前田斉広の公許を受けて、「ひがし茶屋街」と共に誕生しました。現在でも料亭や芸妓置屋が立ち並び、藩政時代の独特な雰囲気を体感することができます。また、にし茶屋街の近くには忍者寺として有名な妙立寺もありますよ。
<にし茶屋街の公式サイト>
近江町市場(おうみちょういちば)
金沢のグルメ
ハントンライス(なつき撮影) |
金沢には美味しい食べ物が多くあります。以下は代表的なグルメです。
治部煮(じぶに)
蟹やのどぐろなどの海鮮
「いたる」さえ行けばなんとかなる(筆者撮影) |
金沢は新鮮な魚介類が豊富に取れる地域で、カニやのどぐろなど海鮮料理が楽しめます。金沢市内で特にオススメのお店は「いたる」。地の物を使った料理とお酒は金沢で食べたいもののほとんどをここで食べることができます。とても人気なので電話での予約必須です。
<いたるの公式サイト>
回転寿司
金沢まいもん寿司本店(なつき撮影) |
金沢おでん
黒百合のおでん(なつき撮影) |
和菓子
甘納豆かわむら(なつき撮影) |
金沢は茶の湯文化から和菓子が発展したところ。美味しい伝統的な和菓子が楽しめます。金箔を使ったカステラやじろ飴、きんつばなど多彩な品々が揃っています。ひがし茶屋街に比べてこじんまりとしたにし茶屋街ですが、ここにある甘納豆専門店の「甘納豆かわむら」は他では食べられない絶品の甘納豆やコンポート、羊羹などを購入できます。イートインではかき氷やアイスなども食べられるので、ぜひ訪れてみてください。
<甘納豆かわむらの公式サイト>
他にも甘味処では21世紀美術館からすぐのところにある「つぼみ」もおすすめですよ。本葛や本わらびを使った甘味や夏はかき氷、冬は五郎島金時のぜんざいなど石川県産の食材を使った美味しいスイーツが食べられます。
<つぼみの公式サイト>
洋菓子
ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAの窓側の風景(なつき撮影) |
金沢で洋菓子?と思う方も多いかもしれません。実は金沢は洋菓子もハイレベルで美味しいところです。パティシエで有名な辻口博啓さんが経営する「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」は兼六園からほど近い石川県金沢市石川県立美術館内にあります。窓から見える景色は、まるで森の中にいるよう。とても人気のお店ですが、ぜひイートインでお楽しみくださいね。
<ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAの公式サイト>
ちなみに、金沢から足を延ばして石川県七尾市和倉まで行くと「辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュ」があります。こちらはまるで海に浮かんでいるかのような絶景と共にケーキを食べることができます。美術館は砂糖細工などの見ごたえもあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。
<辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュの公式サイト>
まとめ
ささげ餅と九谷焼(なつき撮影) |
東京から日帰りで訪れることができる金沢は、歴史と文化、美しい景色、豊富な観光スポット、美食など魅力が満載の街です。ぜひ東京を出発して、日帰りで金沢を訪れてみてください。思い出に残る素敵な旅行になること間違いありません。