東京から日帰りで行っちゃおう!元金沢市民がおすすめするお店もご紹介

2023年7月7日金曜日

お店紹介 観光地 金沢

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金沢駅
金沢駅駅の鼓門(なつき撮影)

こんにちは、なつきです。日本には数多くの魅力的な観光地がありますが、その中でも東京から日帰りで訪れることができる石川県金沢市は特に魅力的です。本記事では、金沢市に2年弱住んでいた筆者が、東京から日帰りで行ける金沢の魅力やアクセス方法、観光スポット、グルメなどをご紹介します。※目次にエラーが出ている場合があります。

金沢の魅力


浅野川・春(なつき撮影)

金沢には以下のような魅力があります。

歴史と文化

金沢は古くから栄えた歴史ある街であり、歴史的な建造物や伝統工芸品などが多く残されています。

美しい景色

金沢は日本海に面しており、美しい海岸線や自然の風景が楽しめます。特に冬の日本海の荒波は車窓から見ても声を上げてしまうほど。自然の素晴らしさを感じることができます。

豊富な観光スポット

金沢城公園や兼六園など、見どころの多い観光スポットがあります。金沢は国内外に人気の観光地です。

美食の宝庫

金沢は海の幸が豊富で、美味しい食事を楽しむことができます。また、和洋菓子のレベルも高く、お土産としてもイートインとしても楽しめるものがたくさんあります。

金沢へのアクセス方法

金沢へのアクセス方法は以下の通りです。

新幹線

北陸新幹線
北陸新幹線であっという間(なつき撮影)

東京駅から金沢駅まで約2時間30分でアクセスすることができます。快適な列車内で景色を楽しみながら移動できます。東京駅始発の新幹線に乗れば朝9時前には金沢駅に到着です。金沢駅から東京駅への終電は21時前半なので、およそ12時間滞在できます。

高速バス(安いけど実質2泊3日)

東京から金沢までの直行バスも運行されており、比較的リーズナブルな価格で移動することができます。早朝から新幹線に乗るより前日の夜から高速バスで移動して、翌日金沢でギリギリまで遊んで、また高速バスで1泊という手もあります。

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金沢での観光スポット

金沢には魅力的な観光スポットが数多くあります。以下はその一部です。

金沢城公園(かなざわじょうこうえん)

兼六園から見る金沢城
兼六園から見る金沢城・春(なつき撮影)

金沢城公園(かなざわじょうこうえん)は、日本の城の一つで、現在の石川県金沢市丸の内に位置しています。江戸時代には加賀藩主前田氏の居城として使用されていました。金沢城は国の史跡に指定されており、城址一帯は金沢城公園として整備されています。イベントなどの開催も多く、観光客だけではなく地元の人も多く訪れるスポットです。

金沢城公園の公式サイト>

兼六園(けんろくえん)

兼六園のことじ灯篭(なつき撮影)

兼六園(けんろくえん)は、国の特別名勝に指定されており、約11.7ヘクタールの広さを持っています。江戸時代には加賀藩によって金沢城の外郭に造られた「大名庭園」を起源としています。兼六園は、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と共に日本三名園の一つとされています。『ミシュラン観光ガイド』でも最高評価の3つ星を獲得しています。

庭園の名前は、松平定信が『洛陽名園記』から引用し、広大さ・幽深さ・人力の巧みさ・蒼古の風情・水の美しさ・眺望の豊かさの6つの景観を兼ね備えていることから名付けられました。四季折々に魅力的な趣きを見せ、特に雪吊りは冬の風物詩となっています。また、桜や梅、紅葉の名所としても知られ、日本さくら名所100選にも選ばれています。

撮影スポットとして人気の徽軫灯籠(ことじとうろう)は「思ったより小さい」と感じてしまう人も多いようです。

兼六園の公式サイト>

金沢21世紀美術館(かなざわ21せいきびじゅつかん)

金沢21世紀美術館の中(なつき撮影)

兼六園や金沢城公園とセットで回れる場所にある金沢21世紀美術館は有料エリアと無料エリアで分かれています。特に人気なのがスイミング・プール。上からは無料エリアから見られますが、水の底に入ってみたい場合は、事前予約か当日の順番待ち受付が必要です。この美術館は観光客に大人気の場所なので、絶対欠かせない!という方は確実に事前予約をして臨みましょう。

金沢21世紀美術館の公式サイト>

ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)

早朝のひがし茶屋街
早朝のひがし茶屋街(なつき撮影)

東山の中心には、ひがし茶屋街が位置しています。この地区では芸妓とのふれあいや楽しみができる茶屋や酒場が復元され、昔ながらの雰囲気を漂わせています。ひがし茶屋街は、金沢を代表する観光地の一つであり、美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。ここでは和菓子や伝統工芸品、雑貨などを扱うお店やカフェが豊富にあり、風情溢れる街並みの中でショッピングや食事を楽しむことができます。

ひがし茶屋街の公式サイト>

にし茶屋街(にしちゃやがい)

にし茶屋街は、文政3年(1820年)に加賀藩12代藩主前田斉広の公許を受けて、「ひがし茶屋街」と共に誕生しました。現在でも料亭や芸妓置屋が立ち並び、藩政時代の独特な雰囲気を体感することができます。また、にし茶屋街の近くには忍者寺として有名な妙立寺もありますよ。

にし茶屋街の公式サイト>

近江町市場(おうみちょういちば)

近江町市場は、石川県金沢市の中心部に位置する市場です。この市場では、小売店や飲食店などの店舗が商店街を形成しています。かつては「金沢市民の台所」とも呼ばれていましたが、現在では地元の人々にはあまり親しまれておらず、観光客向けに価格が高めに設定されています。

近江町市場の公式サイト>

食べ歩きなどをテレビで見て「絶対行きたい!」と思って行ってみたらびっくりするほど高いものしかない・・・と驚く人も多いかもしれません。その中でも近江町市場に入っている「なんぼ商店」には帰省の際の土産物として『福だるま』を買いによく出かけていました。

なんぼ商店の公式サイト>

金沢のグルメ

ハントンライス
ハントンライス(なつき撮影)

金沢には美味しい食べ物が多くあります。以下は代表的なグルメです。

治部煮(じぶに)

じぶ煮(治部煮、じぶに)は、鴨肉や鶏肉を主に使用した料理で、石川県金沢市の代表的な郷土料理である加賀料理の一つです。この料理では、鴨肉または鶏肉を薄切りにし、小麦粉をまぶしてから、だし汁に醤油、砂糖、みりん、酒を加えて煮込みます。一緒に煮る具材には、金沢特産の「すだれ麩」やしいたけ、青菜(せりなど)が使用されます。粉を肉にまぶすことで旨みを閉じ込めながら、汁にとろみをつけます。また、薬味としてはわさびが使われます。治部煮を食べるのにオススメのお店が「香林坊らくや」。郷土料理を中心として、地産地消のメニューも多くあります。電話での予約が可能です。

香林坊らくやの公式サイト>

蟹やのどぐろなどの海鮮

いたる
「いたる」さえ行けばなんとかなる(筆者撮影)

金沢は新鮮な魚介類が豊富に取れる地域で、カニやのどぐろなど海鮮料理が楽しめます。金沢市内で特にオススメのお店は「いたる」。地の物を使った料理とお酒は金沢で食べたいもののほとんどをここで食べることができます。とても人気なので電話での予約必須です。

いたるの公式サイト>

回転寿司

まいもん寿司
金沢まいもん寿司本店(なつき撮影)

市内にはたくさんの回転寿司屋があります。ベルトコンベアにはメニューが流れていて、注文して握ってもらう形式です。全国展開している「金沢まいもん寿司」や近江町市場にも出店している「もりもり寿司」は有名ですね。どのお店もキトキト(新鮮)でレベルの高いお寿司を食べることができます。

金沢まいもん寿司の公式サイト>

金沢おでん

黒百合のおでん
黒百合のおでん(なつき撮影)

「金沢おでん」と言っても、その味や出汁はお店によって異なります。
「金沢おでん老舗50年会」によると、「金沢おでん」と呼ぶ定義は2つあるそうです。

① 金沢地元の食材を使用していること。
② 一年を通して提供されていること。

観光客も多く、店舗も大きい「赤玉本店」が有名ですが、筆者のおすすめは金沢駅の金沢百番街あんとにある「おでん 山さん」です。出汁にこだわった塩味おでんは車麩などの出汁をたっぷり含むおでん種と良く合います。あんとの中にあるので利用しやすいという点でも利用しやすいお店です。また、金沢おでんは冬場限定で「蟹面」という「香箱蟹の甲羅に全部乗っけました!」というダイナミックなおでん種を食べることができます。雪が降る中でもおでんは格別ですよ。

おでん 山さんの公式サイト>

和菓子

甘納豆かわむら
甘納豆かわむら(なつき撮影)

金沢は茶の湯文化から和菓子が発展したところ。美味しい伝統的な和菓子が楽しめます。金箔を使ったカステラやじろ飴、きんつばなど多彩な品々が揃っています。ひがし茶屋街に比べてこじんまりとしたにし茶屋街ですが、ここにある甘納豆専門店の「甘納豆かわむら」は他では食べられない絶品の甘納豆やコンポート、羊羹などを購入できます。イートインではかき氷やアイスなども食べられるので、ぜひ訪れてみてください。

甘納豆かわむらの公式サイト>

他にも甘味処では21世紀美術館からすぐのところにある「つぼみ」もおすすめですよ。本葛や本わらびを使った甘味や夏はかき氷、冬は五郎島金時のぜんざいなど石川県産の食材を使った美味しいスイーツが食べられます。

つぼみの公式サイト>

兼六園(著者撮影) 金沢は日本有数の観光地であり、その豊かな食文化も注目を集めています。著者がおすすめする美味しい金沢土産をネットで買えるものから、現地でしか購入できないかりんとうまんじゅうなど5つをご紹介します。現地でしか食べられないのは旅の想い出作りに最適ですし、ネットで購入...

洋菓子

ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAの窓側の風景(なつき撮影)

金沢で洋菓子?と思う方も多いかもしれません。実は金沢は洋菓子もハイレベルで美味しいところです。パティシエで有名な辻口博啓さんが経営する「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」は兼六園からほど近い石川県金沢市石川県立美術館内にあります。窓から見える景色は、まるで森の中にいるよう。とても人気のお店ですが、ぜひイートインでお楽しみくださいね。

ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAの公式サイト>

ちなみに、金沢から足を延ばして石川県七尾市和倉まで行くと「辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュ」があります。こちらはまるで海に浮かんでいるかのような絶景と共にケーキを食べることができます。美術館は砂糖細工などの見ごたえもあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュの公式サイト>

まとめ

ささげ餅
ささげ餅と九谷焼(なつき撮影)

東京から日帰りで訪れることができる金沢は、歴史と文化、美しい景色、豊富な観光スポット、美食など魅力が満載の街です。ぜひ東京を出発して、日帰りで金沢を訪れてみてください。思い出に残る素敵な旅行になること間違いありません。

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生まれは福岡県、住んだところは京都、大阪、石川、千葉。国内で行ってないところは四国の4県と東北6県、目指すは全国制覇。旅行へ行くのが大好き。 ブログ歴15年以上ですが、Bloggerでのブログ作成は放置したまま数年たちました。やっと本格的に動かしたいと思っていますが、思い通りにならなくて悔しい日々。 ブログ内の写真は投稿者「なつき」が撮影したものも多くあります。写真はピクスタで販売中です。

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